無意識の囚われで、がんじがらめになっていた頃

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居場所を探して、走り続けていた30年

「いつか、 しっかり稼げるようになって …

個人事業主になってから
数年が経った時の出来事です。

その時は転機だなんて思っていなくて、
振り返れば、
あの頃が一番
苦しかったのだと思います。

ある日、
兄はうつ病で引きこもり、
その翌年、
母が肺の病を患いました。

病気の二人を抱えた暮らしは、
私の想像をはるかに超えるものでした。

当時の私は、
「家族だから支え合って当たり前」
「家族だから面倒を見るのは当然」
そんな無意識の思い込みを、
疑うことすらしていませんでした。

全てを一人で抱え込み、
経済的にも精神的にも余裕を失い
限界を迎えた私は、
兄との喧嘩をきっかけに
家を出ました。

家を出る選択をしなかったら
今の私はいなかったかもしれません。

そう思えるようになったのは、
ずっと後のことです。

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初めて、自分のために立ち止まった時間

家を出たあとも、すぐに気持ちが楽になった…